ロヒンギャ難民キャンプで期待される
バングラデシュ製New Cycloclean
2017年8月以降、ミャンマーのラカイン州からバングラデシュに避難してきたロヒンギャ族は約80万人に達するといわれています。バングラデシュ政府(弊社カウンターパート機関DPHE=公衆衛生工学局)は日本のJICAや国際機関と協力し、避難民に向けて深井戸掘削等の支援を行うことにしています。
しかし、避難民の約8割(約60万人)が生活する避難民キャンプでは、緊急に掘削された約5,000本の浅井戸の水が枯渇しつつある上に、その内の大半にトイレなどの汚水が浸入して大腸菌に汚染されているとの調査結果が報告されました。
弊社ではDPHEと緊急協議し、浅井戸に含まれる病原性細菌や臭い、濁りなどの除去のために自転車型浄水装置のNew Cyclocleanを導入すべく、第一次の現地現状調査および第二次実機導入テストを2018年5月末に実施しました。
2017年5月
JICA公式サイトにシクロクリーンが掲載
世界開発銀行(ADB)第50回定期総会のJICA展示ブースにおける、当社の自転車一体型浄水装置New Cyclocleanがデモ展示され、総会にご出席のバングラデシュ財務大臣がブースにお立ち寄りいただけたこと。そしてその場でNew Cyclocleanを絶賛されたことが、JICAの公式サイトで紹介されました。
JICA公式サイト掲載記事は→こちら
2017年5月
ADB総会のJICAブースで
New Cyclocleanをデモ展示
5月4日~7日みなとみらいのパシフィコ横浜で、世界開発銀行(ADB)の第50回定期総会が開催されました。
各国の財務省、中央銀行関係者が大勢訪れるため、JICAやJETRO等の政府機関の展示ブース、 市内企業の紹介コーナーが設けられ、JICAのブースでは、JICA横浜・国際 センターが保有する弊社 の自転車搭載型浄水装置New Cyclocleanがデモンストレーションされました。
JICAのご尽力でバングラデシュの財務大臣もブースをご訪問いただき、同国内でもNew Cyclocleanを製造していることを紹介する機会も得られました。
また、JICAの北岡理事長には実際にNew Cyclocleanの軽快性を体感していただきました。
2017年1月10日 バングラデシュで生産開始
バングラデシュにおいて自転車搭載型浄水装置New Cyclocleanと移動式 浄水装置Cycloaquaの生産を開始しました。
海外戦略の一環として、かねてより製品の現地組立を目指しておりましたが、中でもバングラデシュは、同国のパートナー企業や自 転車メーカーにも恵まれ、彼らの協力の下で早期に組立技術が確立できました。
両製品の心臓部であるポンプと精密ろ過フィルターは日本から供給し、他の部品を全て 現地調達することで、輸送費用も含めた大幅なコストダウンが実現し、コストバフォーマンスの高い製品を海外市場に供給できるようになりました。
2016年11月30日 ジャカルタ展示会
地震災害が頻発するインドネシアにおける当社の総代理店 PT. Pratama Graha Semesta社を支援するために、同国最大の機械・機器関係展示会のジャパンパビリオンにおいて、JETROブース46社の中の1社として、自転車搭載型浄水装置や海水淡水化装置、キャリーケース収納型浄水装置を出展しました。同社では緊急時に備えてこれらの製品を常備在庫しています。
2016年7月
当社バングラデシュ記事が
日経ビジネスオンラインに掲載
当社が2011年から始めたバングラデシュでの浄水関連事業について、同国でソーシャルの普及に尽力するノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌス氏への過去の取材内容を絡めて、記者の目から見た当社の考え方が、7月20日付の日経ビジネスオンラインに掲載されました。